ICO | 暗号資産用語集

2025年1月21日
読み:あいしーおー

ひとこと解説

新しい仮想通貨プロジェクトへの資金調達方法。

詳しく解説

ICOとはイニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin Offering)の頭文字を取った用語で、新しい仮想通貨やトークンを発行して資金を集める手法です。企業やプロジェクトが、将来のトークンや仮想通貨を投資家に販売し、その資金を開発や運営に使います。ICOは、株式のIPO(新規公開株)に似ていますが、証券として規制されることなく行われることが多いため、投資家にはリスクが伴います。そのため、規制当局がICOに関する規制を強化する動きが増えています。 ICOの特徴とリスク: ホワイトペーパーという文書で、プロジェクトの詳細や目標、トークンの使用目的などが説明されます 多くの場合、プロジェクトはまだ開発段階で、具体的な製品やサービスが存在しない状態です スマートコントラクトを通じてトークンの発行と配布が自動化されます 詐欺的なプロジェクトや、開発途中で頓挫するケースもあります これらのリスクへの対応として、近年ではIEO(取引所による初期販売)やSTO(証券型トークン)など、より規制された資金調達方法も登場しています。